周辺画素におけるエッジ勾配とエッジ強度に着目した濃淡画像の拡大手法

書誌事項

タイトル別名
  • Image Magnification Method Based on Gradient Direction and Strength by Wide Pixel Area
  • シュウヘン ガソ ニ オケル エッジ コウバイ ト エッジ キョウド ニ チャクモクシタ ノウタン ガゾウ ノ カクダイ シュホウ

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説明

デジタルカメラなどの普及により, ディジタル画像の拡大縮小手法は必要不可欠な技術となっている. 代表的な手法として,バイリニア法,バイキュービック法がある. これらは画像処理ソフトなどで広く普及しているが, 処理に空間的特徴量を利用していないことから,高周波成分が失われ, ボケが生じエッジのシャープさに欠けた画像になる場合が多い. 従来手法には,SOMを用いた方法や,ニューラルネットワークを用い, 高周波成分を推定する方法,画素のWarping を用いた手法などがある, 我々は以前,画像の空間的特徴量として, エッジ方向と強度を用いた画素補間手法に着目した手法を開発した.この論文では,さらに補間されるべき画素値を, 広域の周辺画素濃度値の変化から場合分けし, エッジ情報から重みづけして濃度値を導き出す方法について説明を行う.

収録刊行物

  • 画像電子学会誌

    画像電子学会誌 37 (4), 454-460, 2008

    一般社団法人 画像電子学会

参考文献 (12)*注記

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