燃料電池の容量成分を利用した電力制御の開発

  • 今西 啓之
    トヨタ自動車(株)FC技術部 FC車両システム設計室
  • 真鍋 晃太
    トヨタ自動車(株)FC技術部 FC車両システム設計室
  • 小川 朋也
    トヨタテクニカルディベロップメント(株)FC開発部 第3FC開発室
  • 野々部 康宏
    トヨタ自動車(株)FC技術部 FC車両システム設計室

書誌事項

タイトル別名
  • Development of Electric Power Control using the Capacitance Characteristics of the Fuel Cell
  • ネンリョウ デンチ ノ ヨウリョウ セイブン オ リヨウ シタ デンリョク セイギョ ノ カイハツ

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抄録

燃料電池車は,氷点下での運転が大きな課題である.本論文では,燃料電池の自己発熱を増大させる急速暖機運転を,車両走行中に適用する手段について報告する.燃料電池内部の容量成分を利用して,燃料電池出力を車両要求出力に追従させることを試み,燃料電池の余剰電力を吸収することを確認した.その結果,車両走行と急速暖機を両立し,2008年にリリースしたFCHV-advに適用した.

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