フィーチャベースソリッドモデリングによるCAD教育

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産業界には3次元CADシステムが広く普及していることから、3次元形状のモデリングがCAD教育の課題となっている。本論文は、フィーチャによる3次元形状のモデリングについて述べたものである。フィーチャとは工学的に意味のあるモデリング要素で、フィーチャによるモデリングは設計意図を反映したソリッドモデルの構築である。すなわち、3次元形状の生成プロセスを定義することである。フィーチャベースモデリングの方法は、大きく三つに分けることができる。第1は基準となるデータム平面やデータム軸の定義である。それらのデータムもフィーチャである。第2はべースフィーチャの定義である。ベースフィーチャは、3次元形状の特徴が最も表現できるような断面の線画と寸法を定義し、それを押し出したりスイープさせてソリッドモデルを生成するものである。第3はコンストラクションフィーチャの定義である。このフィーチャはベースフィーチャに付加させるもので、それには、穴、角R、面取りなどのピックアンドプレイスフィーチャと、ベースフィーチャを作成したようなスケッチフィーチャがある。本論文では、形状が複雑な成形品をフィーチャで具体的にモデリングし、その工業的有用性を確認している。

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  • CRID
    1390282679611902464
  • NII Article ID
    130001822253
  • DOI
    10.5989/jsgs.31.supplement_167
  • ISSN
    18846106
    03875512
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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