チクロピジンからクロピドグレルへの切り替えによる有効性・安全性の検討

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タイトル別名
  • Safety, efficacy, and platelet aggregability in ischemic stroke patients who changed antiplatelet agents from ticlopidine to clopidogrel

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非心原性脳梗塞症例に対して,チクロピジンからクロピドグレルに切り替えた47例に対して,安全性,発作予防効果,血小板凝集能の変化につき検討した.クロピドグレル切り替え後1例で軽度の肝機能障害,3例で皮疹が出現したが何れも軽症であった.1例で不安定狭心症が出現したが残りの46例では脳梗塞の再発および心血管イベントの出現はなかった.血小板凝集能を35例で切り替え前後に測定したところ,ADP凝集grading curveのgradeが変化しなかった症例は17例(48.6%),切り替え前より凝集能がより抑制された症例が9例(25.7%),凝集能が亢進した症例が9例(25.7%)見られた.しかしこのうちの7例はgrade −1あるいは0に復した症例で,2例のみがgradeが+1以上になった.以上よりチクロピジンからクロピドグレルへの切り替え症例では安全性,血小板凝集能を含む効果の面でも良好な結果を得た.

収録刊行物

  • 脳卒中

    脳卒中 31 (5), 291-297, 2009

    一般社団法人 日本脳卒中学会

参考文献 (20)*注記

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