インバウンド需要に影響を与える政策および外的要因の考察

  • 栗原 剛
    筑波大学大学院システム情報工学研究科
  • 岡本 直久
    筑波大学大学院システム情報工学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Political and External Factors Affecting Inbound Demand

抄録

本研究では、インバウンド需要予測手法の精緻化およびインバウンド政策の評価手法確立を目指し、インバウンド需要に影響を与える政策および外的要因の分析を行った。インバウンド需要予測は旅行発生量、分布の2段階から構成される手法を用い、影響要因には海外旅行自由化および経済成長、査証規制緩和、自然災害等を挙げた。海外旅行自由化や経済成長の影響を反映したロジットモデルでそれぞれ旅行発生量が増加することが示されたほか、査証規制の緩和を旅行分布モデルに導入し、訪日中国人旅行者に対して査証免除政策を行ったときの効果が定量的に表現できることが示された。

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参考文献 (11)*注記

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