書誌事項
- タイトル別名
-
- The history of Granulocyte-colony stimulating factor
- G-CSF セイザイ ノ レキシ
この論文をさがす
説明
顆粒球コロニー形成刺激因子(granulocyte-colony stimulating factor:G-CSF)製剤は、骨髄中の好中球前駆細胞に存在するG-CSF受容体に結合し、好中球前駆細胞から好中球への分化を促進することで、末梢血中の好中球数を増加させる。フィルグラスチムのN末端にポリエチレングリコール(polyethylene glycol:PEG)を結合させ、血中半減期を延長することで作用を持続させた持続型G-CSF製剤ペグフィルグラスチムは、化学療法の副作用の1つである発熱性好中球減少症を有意に抑えるだけでなく、化学療法の治療強度を高めることもできる。PEG製剤の開発により、がん治療が今後さらに発展していくことが期待される。
収録刊行物
-
- Drug Delivery System
-
Drug Delivery System 32 (2), 134-142, 2017
日本DDS学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679617505664
-
- NII論文ID
- 130006846596
-
- NII書誌ID
- AN10084591
-
- ISSN
- 18812732
- 09135006
-
- NDL書誌ID
- 028075119
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可