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- 北島 康雄
- 岐阜大学大学院医学系研究科皮膚病態学
書誌事項
- タイトル別名
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- Skin barrier function and its regulation in terms of epidermal molecular structure
- 皮膚バリア機能とその制御--表皮構造の観点から
- ヒフ バリア キノウ ト ソノ セイギョ ヒョウヒ コウゾウ ノ カンテン カラ
- 表皮構造の観点から
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抄録
皮膚の水・空気環境バリア機能に関して最も重要な構造は,角質細胞間にある脂質多重層構造である.これを恒常的に構築する細胞が表皮ケラチノサイトであり,その最終分化細胞の角質細胞は強靱な細胞シート構造を保ち,脂質多重層を柔軟に強く保持している.そのために,ケラチノサイトは細胞内にはケラチン中間径線維とデスモソーム,アドヘレンスジャンクション(Jnc),タイトJnc,ギャップJncなどの細胞接着構造を発達させている.その分子変異や機能異常は角化異常とバリア機能不全をきたす.これらの分子の制御はDDSの制御につながる.
収録刊行物
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- Drug Delivery System
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Drug Delivery System 22 (4), 424-432, 2007
日本DDS学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679618392320
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- NII論文ID
- 10019731335
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- NII書誌ID
- AN10084591
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD2sXhtVCqs7fP
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- ISSN
- 18812732
- 09135006
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- NDL書誌ID
- 8913112
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可