-
- 金子 幸弘
- 大阪市立大学大学院 医学研究科 細菌学
書誌事項
- タイトル別名
-
- Application of DDS for Infectious Diseases: Liposomal Amphotericin B
- シンキン カンセンショウ リョウイキ ニ オケル DDS
この論文をさがす
説明
リポソーマルアムホテリシンBは、世界初のリポソーマル製剤であり、抗真菌薬のDDSとして先駆けでもある。従来製剤のアムホテリシンBは、抗真菌スペクトルが広く、信頼性の高い抗真菌薬である一方、投与時の低K血症や腎機能障害など、副作用も無視できないことがよく知られていた。そのため、脂質製剤の開発上の主なコンセプトは、高い抗真菌活性を維持したまま、副作用を低減することであった。実際に従来製剤よりも忍容性は高く、DDS化の目的を十分に果たしたと考えてよいだろう。臨床使用開始から10年が経過しているが、各種真菌症診療ガイドラインでも重要な位置づけを占めている。
収録刊行物
-
- Drug Delivery System
-
Drug Delivery System 33 (1), 33-42, 2018
日本DDS学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679619564032
-
- NII論文ID
- 130006725919
-
- NII書誌ID
- AN10084591
-
- ISSN
- 18812732
- 09135006
-
- NDL書誌ID
- 028793643
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可