書誌事項
- タイトル別名
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- Importance of Personal Factors which Affect Disease Prognosis and Outcomes -From the Questionnaire Survey to the Physical Therapist in the Ibaraki Prefecture-
- シッカン ノ ヨゴ ヤ テンキ ニ エイキョウ スル コジン インシ ノ ジュウヨウセイ ニ ツイテ イバラキ ケンナイ ノ リガク リョウホウシ エ ノ アンケート チョウサ ヨリ
- -From the Questionnaire Survey to the Physical Therapist in the Ibaraki Prefecture-
- ─茨城県内の理学療法士へのアンケート調査より─
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説明
〔目的〕国際生活機能分類(ICF)の個人因子を,理学療法士がどのように捉えているのかを明らかにすることを目的とした。〔対象と方法〕茨城県内に勤務している理学療法士を対象に郵送によるアンケート調査を実施した。最終的な分析対象者を脳血管疾患及び整形疾患を通常業務で対象としている者とし,本研究で想定した個人因子は12項目とした。〔結果〕疾患の違いによる個人因子の捉え方についての差はなかった。取り扱った12の個人因子について,明らかに個人因子ではないと思われているものは見られなかった。12項目について因子分析を行った結果,これら12項目は「個人の背景」,「個人の生活」,「個人の性格」,「個人の身体特性」の4因子に分類が可能であった。「個人の身体特性」を表す個人因子 については心身機能へ最も影響を及ぼしやすいと考えられ,回答者の殆どが予後や転帰に影響すると答えていた。同様に「個人の性格」,「個人の生活」を表す個人因子も回答者の殆どが予後や転帰に影響すると答えていた。しかし,「個人の背景」に関する個人因子は影響するものと影響しないと捉えられているものとが見られた。学歴は特に低値を示しており,一方生育歴は比較的高かった。〔結語〕二つの疾患において,ほとんどの個人因子が予後や転帰に影響を及ぼす因子として考えられていることが明らかになった。<br>
収録刊行物
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- 理学療法科学
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理学療法科学 24 (5), 647-652, 2009
理学療法科学学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679619850752
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- NII論文ID
- 130004432556
- 10025644963
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- NII書誌ID
- AN10472896
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- ISSN
- 24342807
- 13411667
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- NDL書誌ID
- 10484494
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可