ウェーブ動作から見た身体スキルを構成する因子の研究  (ダンスパフォーマンスにおける上肢運動の巧みさ)

  • 佐藤 菜穂子
    茨城県立医療大学大学院 保健医療科学研究科
  • 山田 哲
    兵庫医療大学 リハビリテーション学部 理学療法学科
  • 水上 昌文
    茨城県立医療大学大学院 保健医療科学研究科
  • 冨田 和秀
    茨城県立医療大学大学院 保健医療科学研究科
  • 居村 茂幸
    茨城県立医療大学大学院 保健医療科学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • A Study of Factors Constituting Physical Skill in Wave Movement (Dexterity of the Arms in Dance Performance)
  • ウェーブ ドウサ カラ ミタ シンタイ スキル オ コウセイ スル インシ ノ ケンキュウ ダンスパフォーマンス ニ オケル ジョウシ ウンドウ ノ タクミサ
  • (ダンスパフォーマンスにおける上肢運動の巧みさ)

この論文をさがす

抄録

〔目的〕ダンスパフォーマンスの上肢の『ウェーブ』動作に着目し,熟練者群,未熟練者群の運動特性と,身体スキルの言語化を対応させ,身体スキルを構成する因子を模索することを目的とした。〔対象〕ウェーブ動作熟練者群5名,未熟練者群9名の計14名とした。〔方法〕三次元動作解析装置と表面筋電図を用いてウェーブ動作を測定し,パーセント上下運動,ウェーブ伝播速度,パーセント角度変化,パーセントMVCを算出した。熟練者群にはコツを別途聴取した。〔結果〕熟練者群と未熟練者群を比較し,4つの運動特性が得られ,その中の2つが熟練者群のコツの言語表現とほぼ一致した。〔結語〕言語表現とほぼ一致する2つの運動特性は,身体スキルを構成する因子として捉えることができると考えられた。<br>

収録刊行物

参考文献 (6)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ