リラクセーション肢位の違いが呼吸運動出力及び自律神経機能に与える影響

  • 一場 友実
    杏林大学 保健学部理学療法学科 首都大学東京大学院 人間健康科学研究科理学療法科学系
  • 山田 拓実
    首都大学東京 健康福祉学部理学療法学科
  • 解良 武士
    日本医療科学大学 保健医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻
  • 藍原 章子
    日本医療科学大学 保健医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻
  • 八並 光信
    杏林大学 保健学部理学療法学科
  • 宮川 哲夫
    昭和大学大学院 保健医療学研究科呼吸ケア領域

書誌事項

タイトル別名
  • The Influence of Relaxation Posture on Respiratory Motor Output and Autonomic Nervous Function
  • リラクセーションシイ ノ チガイ ガ コキュウ ウンドウ シュツリョク オヨビ ジリツ シンケイ キノウ ニ アタエル エイキョウ

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説明

〔目的〕本研究は呼吸運動出力の指標である気道閉塞圧(P0.1)と心拍変動による自律神経機能の測定からリラクセーション肢位について検討を行うことを目的とした。〔対象〕健常大学生11名(男性5名,女性6名)を対象とした。〔方法〕測定肢位は立位,端座位,前傾座位,セミファーラー位の4肢位とし,4分間の安静中の呼吸状態と心拍変動の測定後,1分間でP0.1を5回測定した。〔結果〕セミファーラー位は端座位に比べP0.1と心拍数が有意に低値を示し,心拍変動では副交感神経活動指標が高値を示した。〔結語〕セミファーラー位は端座位に比べ,呼吸運動出力及び自律神経機能の面からリラクセーション肢位として有用であることが示唆された。<br>

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参考文献 (36)*注記

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