地域の高脂血症者に対する運動指導がライフスタイル,QOL,身体特性および日常身体活動量に及ぼす効果

  • 山下 弘二
    青森県立保健大学 健康科学部理学療法学科
  • 盛田 寛明
    青森県立保健大学 健康科学部理学療法学科
  • 李 相潤
    青森県立保健大学 健康科学部理学療法学科
  • 佐藤 秀一
    青森県立保健大学 健康科学部理学療法学科
  • 佐藤 秀紀
    青森県立保健大学 健康科学部理学療法学科

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of Exercise Instructions without Surveillance, on Life Style, QOL, Physical Features and Daily Physical Activities in Hyperlipidemic Patients in Community-Dwelling
  • チイキ ノ コウシケツショウシャ ニ タイスル ウンドウ シドウ ガ ライフスタイル QOL シンタイ トクセイ オヨビ ニチジョウ シンタイ カツドウリョウ ニ オヨボス コウカ

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抄録

本研究は高脂血症者に対する非監視型運動実施指導がライフスタイルとQOL,身体特性および身体活動量に及ぼす効果について検討した。対象は地域の高脂血症要指導者を無作為に選び,最終的に介入群15名と対照群10名となった。介入群に対して栄養および運動指導は1ヶ月に1回,5ヶ月間継続した。介入群では「散歩・体操の習慣」と「ライフスタイルの総合点」について有意に増加し,健康関連QOLの「身体機能」と「身体の痛み」については有意な改善があった。介入群は対照群より体重,体脂肪率,内臓脂肪レベルについて顕著な減量ができた。介入群の身体活動量は,指導前と3ヶ月目とに有意な増加が認められた。ウォーキングと体操を主体とした非監視型実施指導は,全身持久力の増加が認められなかったが,運動の継続性,身体的健康度,減量および歩数増加に有効であった。<br>

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参考文献 (26)*注記

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