書誌事項
- タイトル別名
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- Qualitative Research on Changes in the Body Image of Patients with Spinal Cord Injury -Study Using M-GTA for a Patient with Thoracic Spinal Cord Injury-
- 脊髄損傷者の身体イメージの変化に関する質的研究--胸髄損傷一例によるM-GTAを用いた検討
- セキズイ ソンショウシャ ノ シンタイ イメージ ノ ヘンカ ニ カンスル シツテキ ケンキュウ キョウズイソンショウ イチレイ ニ ヨル M GTA オ モチイタ ケントウ
- -Study Using M-GTA for a Patient with Thoracic Spinal Cord Injury-
- ─胸髄損傷一例によるM-GTAを用いた検討─
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説明
〔目的〕外傷性脊髄損傷では,損傷後に幻肢や異常感覚など身体イメージの障害が生じるが,リハビリテーションによって動作能力が獲得される。本研究では脊髄損傷者の身体イメージの変化を明らかにすることを目的とする。〔対象と方法〕第12胸髄完全損傷,対麻痺の一症例に対して,インタビューを実施し修正版グラウンデット・セオリーアプローチを用いて分析した。〔結果〕「残存域と麻痺域の感覚」,「知覚している感覚モダリティ」という2項目の概念が挙がった。〔結語〕運動に起因する残存域の体性感覚や,視覚によって麻痺域を知覚することで,障害された身体イメージが変化していく可能性が考えられた。また,麻痺域の異常感覚も身体認識を行うために使用し,それらを変化させながら身体イメージが構築されていくことが推測された。<br>
収録刊行物
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- 理学療法科学
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理学療法科学 25 (4), 505-512, 2010
理学療法科学学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679620661504
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- NII論文ID
- 10026628113
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- NII書誌ID
- AN10472896
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- ISSN
- 24342807
- 13411667
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- NDL書誌ID
- 10826263
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可