自転車エルゴメータにおけるペダルの回転数の違いが生体に及ぼす影響―心拍一定負荷による検討―

  • 矢部 広樹
    聖隷クリストファー大学 リハビリテーション学部理学療法学専攻学部生
  • 今井 正樹
    聖隷クリストファー大学 リハビリテーション学部理学療法学専攻学部生
  • 久保 裕介
    聖隷クリストファー大学 リハビリテーション学部理学療法学専攻学部生
  • 安田 幸平
    聖隷クリストファー大学 リハビリテーション学部理学療法学専攻学部生
  • 西田 裕介
    聖隷クリストファー大学 リハビリテーション学部理学療法学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • The Influence of Different Pedal Rates in Cycle Erogometry-Study of Constant Heart Rate Load-
  • ジテンシャ エルゴメータ ニ オケル ペダル ノ カイテンスウ ノ チガイ ガ セイタイ ニ オヨボス エイキョウ シンパク イッテイ フカ ニ ヨル ケントウ
  • -Study of Constant Heart Rate Load-
  • ─心拍一定負荷による検討─

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説明

本研究では自転車エルゴメータを用い,ペダルの回転数の違いが酸素摂取量(VO2/W)および平均動脈圧(MAP)へ与える影響について検討した。対象は若年健常男性14名で,ペダルの回転数は60 rpmと80 rpmに設定した。方法は3分間の安静の後,5分間のウォーミングアップ(W-up)を含む計25分間の運動を実施した。運動強度は目標心拍数が(220-年齢)×0.6となる心拍一定負荷とし,安静,W-up,20分間の運動時で1分毎にVO2/W,血圧を測定した。また,心拍一定負荷による20分間の運動を5分毎の4 stageに分類し,stageごとの平均値を比較した。その結果,VO2/Wはstage 1で80rpmの方が有意に高く,MAPは全てのstageで80 rpmの方が有意に低くなった。したがって,80 rpmでの運動の方が効率よく安全に実施できると考えられる。<br>

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参考文献 (16)*注記

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