参加型糖尿病予防教室におけるグループワークの役割と効果

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タイトル別名
  • The Role and Effect of Group Work in the Diabetes Prevention Classroom
  • サンカガタ トウニョウビョウ ヨボウ キョウシツ ニ オケル グループワーク ノ ヤクワリ ト コウカ

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抄録

〔目的〕参加型糖尿病予防教室の中で,行動変容理論を用いたグループワーク(以下,GW)を行い,その役割や効果について検討した。〔対象〕参加者は境界型糖尿病者男性3名,女性5名(平均年齢57.6±11.2歳)。〔方法〕教室の内容は,保健師らによる講義や実習12回のうち,行動変容理論を用いたGWを6回実施した。介入前後に生活習慣,血液検査,血圧,肥満度を測定し,終了後にGW内容の評価を実施した。〔結果〕介入後,半数以上に生活習慣の改善がみられた。血圧,血液検査,肥満度の変化はなかった。GWの評価は中-高評価であった。〔結語〕行動変容理論を用いたGWと講義や実習により生活習慣が改善された。しかし,血液検査や肥満度への改善効果はなかった。<br>

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