ペダリングとトレッドミル歩行およびスクワット動作における下肢筋の筋活動量

  • 岩下 篤司
    大阪電気通信大学大学院 医療福祉工学研究科 洛陽病院 リハビリテーション科
  • 小西 有人
    岡山大学大学院 保健学研究科
  • 吉田 正樹
    大阪電気通信大学大学院 医療福祉工学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Electromyographic Analysis of the Lower Extremities during Pedaling, Treadmill Walking and Squatting
  • ペダリング ト トレッドミル ホコウ オヨビ スクワット ドウサ ニ オケル カシキン ノ キン カツドウリョウ

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説明

〔目的〕ペダリングとトレッドミル歩行,スクワット時の下肢筋活動量を比較検討することとした.〔対象〕健常成人9名とした.〔方法〕筋電図を用い,仕事率60 Wと120 Wでのペダリング,4 km/hと6 km/hでのトレッドミル歩行,60回/分でのスクワットの動作における筋活動量を計測した.〔結果〕歩行時と比較した筋活動量を見ると,大腿四頭筋ではスクワットとペダリング(120 W)で,腓腹筋は歩行(6 km/h)で,ハムストリングスは歩行(6 km/h)とペダリング(120 W)で,前脛骨筋は歩行(6 km/h)やスクワット動作でそれぞれ高値を示した.〔結語〕大腿筋群の強化にはペダリングとスクワットがよく,またペダリングとスクワットでは腓腹筋が,ペダリングでは前脛骨筋が歩行よりも筋活動が少なく訓練効果が少ない.<br>

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参考文献 (42)*注記

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