書誌事項
- タイトル別名
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- The Activities of the Scapular Muscles during Isometric Contraction of Internal and External Shoulder Rotation
- カタカンセツ ナイセン,ガイセン ニ オケル トウ シャクセイ シュウシュクジ ノ カタ コウコツ シュウイキン カツドウ
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説明
〔目的〕肩甲骨の安定をもたらすメカニズムを分析するために,等尺性収縮時の肩甲骨周囲筋活動を測定した.〔方法〕肩関節第1,第2肢位における内旋,外旋等尺性収縮時の肩甲骨周囲筋活動を3種類の負荷を与えて測定した.肩甲骨周囲筋を動作筋,拮抗筋に分類し,活動の変化を調べた.〔結果〕第1,第2肢位の内外旋共に,負荷量増加に伴い動作筋,拮抗筋の筋電図積分値相対値は有意に増加した.最も強い負荷の場合,第1肢位では動作筋は開始肢位の14から24倍,拮抗筋は3から5倍となった.第2肢位では動作筋は2から12倍,拮抗筋は2から7倍となった.〔結語〕等尺性収縮時には動作筋,拮抗筋両者の活動が生じる必要がある.過去の研究と併せて考えると,動作筋は外的負荷に抗し,拮抗筋は肩甲骨や体幹の安定に関与している可能性がある.
収録刊行物
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- 理学療法科学
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理学療法科学 27 (2), 141-146, 2012
理学療法科学学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679622355584
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- NII論文ID
- 10030767191
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- NII書誌ID
- AN10472896
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- ISSN
- 24342807
- 13411667
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- NDL書誌ID
- 023782739
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可