住宅改善における理学療法士と作業療法士の固有の専門性に関する検討

  • 蛭間 基夫
    群馬パース大学 保健科学部 理学療法学科
  • 角田 友紀
    社会医療法人輝城会 沼田脳神経外科循環器科病院 理学療法課

書誌事項

タイトル別名
  • Physical and Occupational Therapists Specialty Characteristics in House Adaptations
  • ジュウタク カイゼン ニ オケル リガク リョウホウシ ト サギョウ リョウホウシ ノ コユウ ノ センモンセイ ニ カンスル ケントウ

この論文をさがす

抄録

〔目的〕住宅改善での理学療法士(PT)と作業療法士(OT),各々の役割や専門性は曖昧とされるため,本報告の目的は各々の固有の役割や専門性を検討することにある.〔対象〕両協会から抽出した全国のPT:3,795人,OT:2,094人であった.〔方法〕質問紙によるアンケートを2010年8月から2ヵ月間行った(回答率はPT:40.3%,OT:37.5%).〔結果〕住宅改善での連携職種は両者ともに介護支援専門員が最多で,次いでPTはOT,OTはPTであった.相互の役割に相違はなく,相互連携は必要とする意識が高かった.また,動作,ADLの専門はPTが移動,OTがSelf-careとIADLとする共通認識があった.〔結語〕同じ役割で連携を重視する意識は動作,ADLへの両者の共通認識があることが示唆された. <br>

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ