片脚膝立ち位保持の姿勢制御に関する研究

川上 真吾, 鈴木 博人, 菊地 明宏, 田中 直樹, 樋口 朝美, 西山 徹, 藤澤 宏幸

doi:10.1589/rika.30.399

片脚膝立ち位保持の姿勢制御に関する研究

DOI Web Site Web Site 被引用文献2件参考文献9件オープンアクセス

川上真吾

東北文化学園大学大学院　健康社会システム研究科東北文化学園大学　リハビリテーション学科
鈴木博人

東北文化学園大学大学院　健康社会システム研究科東北文化学園大学　リハビリテーション学科
菊地明宏

みやぎ東部循環器科　リハビリテーション科
田中直樹

東北文化学園大学　リハビリテーション学科
樋口朝美

東北文化学園大学大学院　健康社会システム研究科
西山徹

日本医療大学　リハビリテーション学科　設置準備室
藤澤宏幸

東北文化学園大学大学院　健康社会システム研究科東北文化学園大学　リハビリテーション学科

書誌事項

タイトル別名

Postural Control during Single-leg Kneeling: Relationship of COG with COP
片脚膝立ち位保持の姿勢制御に関する研究 : 体重心と圧中心の関係
カタキャクシツタチイホジノシセイセイギョニカンスルケンキュウ : タイジュウシントアツチュウシンノカンケイ
─体重心と圧中心の関係─

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説明

〔目的〕片脚膝立ち位保持における姿勢調整戦略を明らかにすることである．〔対象〕健常成人28名とした．〔方法〕全対象者における圧中心の平均パワー周波数を算出した．次に片脚膝立ち位保持が30秒可能群（以下，可能群），30秒未満群（以下，不可群）に割り付け，体重心および圧中心の平均パワー周波数を算出し，比較した．〔結果〕圧中心の平均パワー周波数2.1 Hzであった．体重心の平均パワー周波数において，可能群で高い傾向が認められた．30秒保持可能な対象者と明らかに保持困難である対象者では各指標の平均パワー周波数で明らかな差が観察された．〔結語〕圧中心の制御に着目することが重要であると示唆された． <br>