在宅脳血管障害患者の気温変化による日常生活への影響

  • 大矢 聡
    医療法人知邑舎岩倉病院 リハビリテーション科
  • 山田 和政
    学校法人名古屋石田学園 星城大学 リハビリテーション学部

書誌事項

タイトル別名
  • Influence of Air Temperature Change on the Activities of Daily Living of Home-dwelling Stroke Patients
  • ザイタク ノウ ケッカン ショウガイ カンジャ ノ キオン ヘンカ ニ ヨル ニチジョウ セイカツ エ ノ エイキョウ

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説明

〔目的〕在宅生活における身体活動量およびADLと気温変化との関連性を調査した.〔対象〕在宅生活を送る脳血管障害のある要支援者6名(要支援群)と要介護者8名(要介護群)とした.〔方法〕1年間の気温をデータ収集し,17°C未満の月を寒冷期,17°C以上の月を温暖期とした.1年間の身体活動量を歩数にて,ADL状況をFIMにて評価した.〔結果〕要支援群では寒冷期に歩数の低下傾向がみられ,翌年の温暖期になっても歩数は戻らなかった.要介護群では1年間を通して歩数に変化はなかった.両群とも1年間を通してFIM得点に変化はなかった.〔結語〕身体活動量は寒冷期に低下する可能性があり,今後,それに伴ってADLの低下を招く危険性のあることが予測された. <br>

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参考文献 (7)*注記

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