膝当てを取り付けた前傾座面椅子と従来の椅子間における座位時の体幹筋活動と脊椎カーブの比較  ‐2種類の座位姿勢からの検討‐

  • 鈴木 哲
    笠岡第一病院 リハビリテーション科
  • 平田 淳也
    笠岡第一病院 リハビリテーション科
  • 大槻 桂右
    ハーベスト医療福祉専門学校
  • 渡邉 進
    川崎医療福祉大学 医療技術学部リハビリテーション学科

書誌事項

タイトル別名
  • Comparison of Trunk Muscle Activities and Spinal Curvature when Sitting on a Kneeling Chair and Sitting on a Conventional Chair -Investigation of Two Sitting Postures-
  • 膝当てを取り付けた前傾座面椅子と従来の椅子間における座位時の体幹筋活動と脊椎カーブの比較--2種類の座位姿勢からの検討
  • ヒザ アテ オ トリツケタ ゼンケイザメン イス ト ジュウライ ノ イス カン ニ オケル ザイジ ノ タイカンキン カツドウ ト セキツイ カーブ ノ ヒカク 2シュルイ ノ ザイ シセイ カラ ノ ケントウ
  • -Investigation of Two Sitting Postures-
  • ―2種類の座位姿勢からの検討―

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説明

〔目的〕膝当てを取り付けた前傾座面椅子と従来の椅子間で,脱力座位と直立座位の際の脊椎カーブと体幹筋活動を比較すること.〔対象〕健常な成人女性10名(25.7±4.9歳)とした.〔方法〕従来の椅子と前傾座面椅子上で,それぞれ脱力座位と直立座位を保持し,その際の体幹筋活動および脊椎カーブを測定した.〔結果〕前傾座面椅子上で脱力座位を保持した際の胸椎および腰椎カーブは,従来の椅子上と比べて,有意に前彎位であった.前傾座面椅子上で直立座位を保持した際の体幹筋活動は,従来の椅子上に比べて有意に低かった.〔結語〕前傾座面椅子を使用することにより,体幹筋活動が少ない直立座位をとることができ,かつ腰椎後彎が少ない脱力座位をとることができることが示唆された.<br>

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参考文献 (47)*注記

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