ステップエルゴメーターのアイソキネティック運動におけるピークパワーと筋活動特性との関連

  • 水本 淳
    札幌医科大学大学院 保健医療学研究科
  • 島田 裕之
    国立長寿医療研究センター 認知症先進医療開発センター 在宅医療・自立支援開発部 自立支援システム開発室
  • 井平 光
    札幌医科大学大学院 保健医療学研究科
  • 野村 知広
    札幌医科大学大学院 保健医療学研究科
  • 古名 丈人
    札幌医科大学大学院 保健医療学研究科
  • 鈴川 芽久美
    人間総合科学大学 保健医療学部 リハビリテーション学科

書誌事項

タイトル別名
  • The Relationship between Peak Power of Isokinetic Exercise on a Step Ergometer and Muscle Activity Characteristics
  • ステップエルゴメーターのアイソキネテイック運動におけるピークパワーと筋活動特性との関連 : 表面筋電図周波数分析による検討
  • ステップエルゴメーター ノ アイソキネテイック ウンドウ ニ オケル ピークパワー ト キン カツドウ トクセイ ト ノ カンレン : ヒョウメンキンデンズ シュウハスウ ブンセキ ニ ヨル ケントウ
  • —Surface EMG Frequency Analysis—
  • ─表面筋電図周波数分析による検討─

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説明

〔目的〕Biostepのアイソキネティック運動時の筋パワーと筋活動特性との関連を調べ,速度条件による活動特性の違いを検討した.〔対象と方法〕高齢女性12名に対し60 steps / minと90 steps / min駆動時の筋パワーと表面筋電図を測定した.筋電図はウェーブレット変換を行った後,MPF,LF/TP,HF/TPを算出した.各変数の相関分析と,条件比較のためwilcoxon検定を行った.〔結果〕60 stepの筋パワーと前脛骨筋のLF/TPの間に有意な正の相関を認めた.内側広筋,前脛骨筋のMPF,HF/TPが90 stepで有意に高かった.〔結語〕90 stepの運動において速筋線維の活動が増加することが推察され,加齢による速筋線維の萎縮に対して高速運動が有効であると考えられた.<br>

収録刊行物

参考文献 (38)*注記

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