三宅式記銘力検査における得点と脳血流の変化

  • 杉谷 竜司
    近畿大学医学部附属病院 リハビリテーション部
  • 本田 憲胤
    近畿大学医学部附属病院 リハビリテーション部
  • 東本 有司
    近畿大学医学部附属病院 リハビリテーション部
  • 前田 和成
    近畿大学医学部附属病院 リハビリテーション部
  • 岡島 聡
    近畿大学医学部附属病院 リハビリテーション部
  • 白石 匡
    近畿大学医学部附属病院 リハビリテーション部
  • 福田 寛二
    近畿大学医学部附属病院 リハビリテーション部

書誌事項

タイトル別名
  • Changes in Test Scores and Cortical Activation during the Miyake Memory Test
  • ミヤケシキキメイリョク ケンサ ニ オケル トクテン ト ノウ ケツリュウ ノ ヘンカ

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説明

〔目的〕三宅式記銘力検査時の脳血流反応を明らかにするために,近赤外光脳イメージング装置を用いて検討した.〔対象〕健常ボランティア男性8名(25.6±3.9歳)とした.〔方法〕近赤外光脳イメージング装置を用いて,三宅式記銘力検査時における前頭前野領域での脳血流反応を測定した.有関係対語と無関係対語の2条件にて,それぞれ3回の繰り返し課題での得点と脳血流の変化について評価した.〔結果〕有関係対語,無関係対語ともに,1回目と3回目での比較にて,正答数の増加が認められ,Oxy-Hb値に関しては有意な低下を認めた.〔結語〕言語性記憶課題においても,同一課題を頻回繰り返すことによる正答数の増加は,脳血流量を減少させることが示唆された.<br>

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参考文献 (22)*注記

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