退院後の脳卒中患者を対象とした社会的活動性尺度および実施意図尺度の開発

  • 小沼 佳代
    早稲田大学大学院 人間科学研究科
  • 島崎 崇史
    早稲田大学大学院 人間科学研究科
  • 矢作 友里
    IMSグループ 埼玉みさと総合リハビリテーション病院 リハビリテーション部
  • 竹中 晃二
    早稲田大学 人間科学学術院

書誌事項

タイトル別名
  • Development of Social Activity and Implementation Intention Scales for Post-Stroke Patients
  • タイイン ゴ ノ ノウソッチュウ カンジャ オ タイショウ ト シタ シャカイテキ カツドウセイ シャクド オヨビ ジッシ イト シャクド ノ カイハツ

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抄録

〔目的〕脳卒中患者の社会的活動性尺度(SAS),および実施意図尺度(I-SAS)の開発を目的とした.〔対象〕退院3ヵ月後の脳卒中患者53名.〔方法〕改訂版Frenchay activity indexを再編しSASを構成した.SAS,およびI-SASの信頼性は,Cronbachのa係数,および再テスト法により,妥当性は,SAS得点を基準変数,I-SAS得点を説明変数とする回帰分析により評価した.〔結果〕SAS,I-SASとも基本的活動(4項目)と積極的活動(5項目)を示す2つの下位尺度が抽出され,a係数,および再テスト法での相関に,高い値が認められた.回帰分析の結果,意図が活動性の予測因子となっていることが示された.〔結語〕SAS,およびI-SASともに,十分な信頼性,および妥当性のあることが確認された. <br>

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参考文献 (17)*注記

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