開眼片脚立位における初期重心動揺特性

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  • The Initial Postural Sway Characteristics of One-Leg Standing with the Eyes Open
  • カイゲンヘン キャタツイ ニ オケル ショキ ジュウシン ドウヨウ トクセイ

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抄録

〔目的〕片脚立位を30秒保持した際の初期重心動揺の特性を検証した.〔対象〕健常成人30名とした.〔方法〕片脚立位30秒間の総軌跡長,X・Y単位軌跡長,単位面積軌跡長を計測し,10秒毎の3区分と初期10秒に対する1秒毎10区分に対する相関分析と比較検証を行った.〔結果〕10秒毎と1秒毎の区分において,単位面積軌跡長と他の重心動揺指標の間に有意な相関はみられなかった.総軌跡長とX・Y単位軌跡長は,初期10秒と0~1秒で他区分より高値を示した.一方,単位面積軌跡長は初期10秒で低値となり,0~4秒の4区分で7~8秒より低値を示した.〔結果〕重心動揺の距離や速度は増大するが,深部感覚系制御への依存性は小さいことが示唆される. <br>

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