立位と座位における屈曲弛緩現象の違い

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タイトル別名
  • Difference in the Flexion Relaxation Phenomenon between Sitting and Standing
  • タチイ ト ザイ ニ オケル クッキョク シカン ゲンショウ ノ チガイ

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説明

〔目的〕立位と座位での屈曲弛緩現象(FRP)の違いを筋電図学的に検討すること.〔対象と方法〕健常男性10名の胸・腰部背筋,多裂筋,大殿筋,大腿二頭筋を導出筋とした.体幹屈曲,最大屈曲位から伸展して開始姿勢に戻る運動を立位と座位,直立位(upright)と脱力位(slump)の4条件で実施した.FRP出現性,FRPの筋活動比率(FRR)をuprightとslumpでの筋活動比で求めた安静FRR,運動時筋活動を最大屈曲位での筋活動で除した運動時FRRを算出した.〔結果〕FRP出現性は立位で高く,座位で低かった.安静FRRは座位で高く,運動時FRRは立位で高かった.〔結語〕座位でのFRPは出現性だけでは検討不十分であり,座位での安静FRR,立位での運動時FRRが屈曲弛緩現象を示す量的指標となる. <br>

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参考文献 (11)*注記

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