頸椎装具装着が呼吸機能と呼吸筋活動に及ぼす影響

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タイトル別名
  • The Effect of Wearing a Cervical Orthosis on Pulmonary Function and Respiratory Muscle Activity during Spirometry
  • ケイツイ ソウグ ソウチャク ガ コキュウ キノウ ト コキュウキン カツドウ ニ オヨボス エイキョウ

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抄録

〔目的〕頸椎装具装着が呼吸機能と呼吸筋活動に及ぼす影響について検討することとした.〔対象〕健常男子大学生12名とした.〔方法〕頸椎装具にはフィラデルフィアカラーを使用し,非装着・装着の順に呼吸機能検査を実施した.その際,呼吸筋の筋活動について表面筋電計を用いて評価した.〔結果〕カラー装着により呼吸機能は有意に低値を示した.カラー装着により,最大吸気相の胸鎖乳突筋と斜角筋の筋活動が有意に低値を示したが,最大呼気相において腹直筋と外腹斜筋の活動量に有意な変化は認められなかった.〔結語〕頸椎装具装着により吸気,呼気,いずれも障害されるが,その要因は双方で異なることが示唆された. <br>

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