ラットヒラメ筋廃用性萎縮に及ぼす間歇的伸張運動の効果

  • 上野 勝也
    やわたメディカルセンター リハビリテーション技師部
  • 久保 あずさ
    金沢大学大学院 医薬保健学総合研究科 金沢大学付属病院
  • 宮地 諒
    金沢大学大学院 医薬保健学総合研究科 石川県済生会金沢病院 リハビリテーション部
  • 山崎 俊明
    金沢大学 医薬保健研究域

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of Intermittent Stretching Exercise on the Fiber Types and Muscle Segments of the Rat Soleus Muscle in Disuse Atrophy
  • ラットヒラメ筋廃用性萎縮に及ぼす間歇的伸張運動の効果 : 筋線維タイプおよび長軸部位別の検討
  • ラットヒラメキンハイヨウセイ イシュク ニ オヨボス カンケツテキ シンチョウ ウンドウ ノ コウカ : キン センイ タイプ オヨビ チョウジク ブイ ベツ ノ ケントウ
  • ─筋線維タイプおよび長軸部位別の検討─

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説明

〔目的〕ラットヒラメ筋の廃用性萎縮進行中に間歇的伸張運動を実施し,筋線維タイプ別の筋萎縮抑制効果を長軸部位の視点から検討することを目的とした.〔対象〕Wistar系雄ラットヒラメ筋を対象とした.〔方法〕ラットに対し通常飼育するCON群,廃用性筋萎縮を惹起するHS群,実験期間中,間歇的伸張運動を行うST群の3群を設定.実験期間終了後,対象筋の近位部・中央部・遠位部で切片を作成し,HE染色を行い,ATPase染色を実施し,最後に筋線維横断面積を測定した.〔結果〕,筋線維横断面積はタイプI・II線維とも全ての部位でHS群と比較し有意に高くST群の,中央部,遠位部,近位部の順に高値であった.〔結語〕タイプI・II線維ともに筋萎縮抑制効果がみられ,筋の長軸部位別にその効果が異なることが示唆される. <br>

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