経皮的電気神経刺激（TENS）の疼痛軽減効果に関する検討

DOI Web Site Web Site 参考文献7件 オープンアクセス
  • 原 幹周
    黒石市国民健康保険黒石病院　リハビリテーション科
  • 吉田 英樹
    弘前大学大学院　保健学研究科　保健学専攻　健康支援科学領域　健康増進科学分野
  • 片石 悠介
    弘前大学　医学部　保健学科　理学療法学専攻
  • 谷脇 雄次
    弘前大学　医学部　保健学科　理学療法学専攻
  • 花田 真澄
    弘前大学　医学部　保健学科　理学療法学専攻
  • 前田 貴哉
    弘前大学大学院　保健学研究科　保健学専攻　総合リハビリテーション科学領域　理学療法学分野 医療法人整友会　弘前記念病院　リハビリテーション科
  • 照井 駿明
    弘前大学大学院　保健学研究科　保健学専攻　総合リハビリテーション科学領域　理学療法学分野 地方独立行政法人秋田県立病院機構　秋田県立脳血管研究センター　機能訓練部

書誌事項

タイトル別名
  • Pain-relief Effect of Transcutaneous Electrical Nerve Stimulation (TENS): Changes in Physiological Responses and TENS Stimulus Intensity
  • 経皮的電気神経刺激(TENS)の疼痛軽減効果に関する検討 : 生理学的指標およびTENSの刺激強度に着目して
  • ケイヒテキ デンキ シンケイ シゲキ(TENS)ノ トウツウ ケイゲン コウカ ニ カンスル ケントウ : セイリガクテキ シヒョウ オヨビ TENS ノ シゲキ キョウド ニ チャクモク シテ
  • ─生理学的指標およびTENSの刺激強度に着目して─

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説明

〔目的〕生理学的指標に基づいたTENSの疼痛軽減効果の検討に加えて，TENSの刺激強度の違いによる疼痛軽減効果への影響を明らかにする．〔対象〕健常者16人とした．〔方法〕人為的な疼痛に対して周波数100 Hzでの高強度（運動域値以上）TENSと低強度（感覚閾値レベル）TENS，およびTENSを一切実施しない条件（コントロール）を実施した．各条件間での疼痛軽減効果を主観的指標であるNRSと，生理学的指標である前頭前皮質の脳血流量および自律神経活動を用いて各条件間を比較した．〔結果〕交感神経活動には明らかな違いが認められなかったが，NRSと前頭前皮質の脳血流量の結果では高強度TENSの疼痛軽減効果が最も高かった．〔結語〕高強度TENSが，主観的にも生理学的にも優れた疼痛軽減効果を示した． <br>

収録刊行物

参考文献 (7)*注記

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