前額面における立位姿勢の違いが腰部多裂筋深層線維および浅層線維の筋反応時間に及ぼす影響

DOI Web Site Web Site 参考文献29件 オープンアクセス
  • 安彦 鉄平
    京都橘大学 健康科学部 理学療法学科
  • 島村 亮太
    首都大学東京大学院 人間健康科学研究科 東京都リハビリテーション病院 理学療法科
  • 廣澤 全紀
    首都大学東京大学院 人間健康科学研究科 東京都リハビリテーション病院 理学療法科
  • 山本 純一郎
    専門学校東京医療学院 理学療法学科
  • 前島 寛和
    東京都リハビリテーション病院 理学療法科
  • 安彦 陽子
    千里中央病院 理学療法科
  • 相馬 正之
    東北福祉大学 健康科学部 リハビリテーション学科
  • 小川 大輔
    目白大学 保健医療学部 理学療法学科

書誌事項

タイトル別名
  • Difference in the Electromyographic Onset of the Deep and Superficial Multifidus during Shoulder Movements in Different Standing Positions in the Frontal Plane
  • 前額面における立位姿勢の違いが腰部多裂筋深層線維および浅層線維の筋反応時間に及ぼす影響 : ワイヤ筋電図を用いた筋反応時間分析
  • ゼン ガクメン ニ オケル タチイ シセイ ノ チガイ ガ ヨウブ タレツキン シンソウ センイ オヨビ センソウ センイ ノ キン ハンノウ ジカン ニ オヨボス エイキョウ : ワイヤキンデンズ オ モチイタ キン ハンノウ ジカン ブンセキ
  • —ワイヤ筋電図を用いた筋反応時間分析—

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説明

〔目的〕前額面における骨盤アライメントの変化が腰部多裂筋深層線維および腰部多裂筋浅層線維の筋反応時間に与える影響を検証すること.〔対象と方法〕健常成人男性9名とした.運動課題は,聴覚刺激に対しできるだけ素早く肩関節を屈曲および伸展することとし,ワイヤ筋電図で腰部多裂筋深層線維および浅層線維,表面筋電図で三角筋前部および後部線維を測定した.三角筋の筋活動開始を基準とし,腰部多裂筋の筋反応時間を算出した.測定肢位は,骨盤水平位,左骨盤下制位,左骨盤挙上位の3条件とした.〔結果〕反復測定分散分析の結果,肩関節屈曲では立位姿勢に有意な主効果が認められたが,筋と立位姿勢の交互作用は有意でなかった.〔結語〕前額面における骨盤アライメントの変化は,腰部多裂筋の筋反応時間が変化することが示している.

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