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  • P9-006  当院入院中に死亡したSLE患者43例の解析-JUDEコホート研究より

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【目的】当施設で死亡したSLE患者の死因や病型を解析し,SLE患者の原疾患と死因への関連性について考察する.【方法】2002年から2012年までに当院へ入院歴のあるSLE患者500例より解析可能な死亡例43例を抽出し,死因,罹病期間,最終病型などの解析を行った.【結果】今回解析した43症例で,平均死亡時年齢は56.0±12.4歳,男女比は1:7.6.最終発症から死亡までの平均罹病期間は19.8±12.0年.入院時の病型の割合はループス腎炎39.1%,関節炎19.2%,血球減少16.3%,皮疹12.2%,NPSLE 7.1%であった.死因については感染症32.1%,悪性腫瘍21.1%,原疾患19.3%,心血管系12.2%であった.原疾患での死因はループス腎炎が57.2%で最多であった.【結論】SLE死亡例43例において合併症による死亡が80.3%を占めており,それら合併症の制御が今後の生命予後改善につながる可能性がある.

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