肢体不自由児が在籍している特別支援学校における理学療法士の活用について

書誌事項

タイトル別名
  • Utilization of Physical Therapists in Special Schools for Children With Physical Disabilities
  • シタイ フジユウジ ガ ザイセキ シテ イル トクベツ シエン ガッコウ ニ オケル リガク リョウホウシ ノ カツヨウ ニ ツイテ

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抄録

本研究は、理学療法士(PT)を活用した教師の実践に影響を及ぼす要因を明らかにするために、肢体不自由児が在籍する特別支援学校の教師を対象として、調査研究を実施した。質問紙の構成は、PTを活用した教師の実践、活用形式、活用頻度、情報伝達の有無であった。PTを活用した教師435名を分析対象とした。因子分析の結果、PTを活用した教師の実践は「指導の計画・実践・評価・改善」「他教師との指導助言の共通理解や課題・確認事項の明確化」「身体・健康面の分析に基づく指導」「指導計画の見直し」の4因子が抽出された。活用形式は、PTを活用した教師の実践4因子すべてで、活用頻度や情報伝達の有無は、PTを活用した教師の実践の複数の因子で違いが生じていた。

収録刊行物

  • 特殊教育学研究

    特殊教育学研究 51 (2), 125-134, 2013

    一般社団法人 日本特殊教育学会

参考文献 (8)*注記

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