書誌事項
- タイトル別名
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- Clinical aspects of Familial Mediterranean fever
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説明
家族性地中海熱(Familial Mediterranean fever, FMF)は,持続期間が比較的短い(1~3日)周期性発熱と漿膜炎を主徴とする遺伝性の自己炎症疾患である.2009年に行った全国調査の結果では,日本における推定患者数は,約300人で各種臨床症状の頻度は,発熱が95.5%,胸痛(胸膜炎症状)が35.8%,腹痛(腹膜炎症状)62.7%,関節炎が31.3%であった.またAA amyloidosisは5名(3.7%)に確認された.治療に関しては,コルヒチンが91.8%の患者で有効であった.本邦において一定数のFMF患者が存在しており,重篤な合併症であるAA amyloidosisを予防するためにも早期診断,早期治療介入が望まれる.<br>
収録刊行物
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- 日本臨床免疫学会会誌
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日本臨床免疫学会会誌 34 (5), 355-360, 2011
日本臨床免疫学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679630674944
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- NII論文ID
- 10029897928
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- NII書誌ID
- AN00357971
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- ISSN
- 13497413
- 09114300
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- PubMed
- 22041422
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可