PCPS施行時における自動酸素フラッシュ装置の試作

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説明

【要旨】PCPS(経皮的心肺補助)施行時の人工肺血漿リークは有効膜面積の減少を来し,ガス交換が経時的に低下する。これを防ぐ工夫として,人工肺に流すガスの加温や,定期的にガスをフラッシュし,結露を排出する方法がある。当院においてもガス流量を定期的にフラッシュして結露を予防しているが,操作が煩雑であり,スタッフの労力を要するため,定期的にガスをフラッシュする装置を試作した。フラッシュは,タイマーと電磁弁により開閉が制御され,タイマーのセットは1分ごとに任意にセットが可能で,煩雑さや労力の軽減が可能と考えられた。

収録刊行物

  • 体外循環技術

    体外循環技術 27 (2), 13-15, 2000

    一般社団法人 日本体外循環技術医学会

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