ACT(活性化凝固時間)測定装置ヘモクロン401,Hemotec ACT IIの比較検討

Search this article

Description

今回,体外循環時のヘパリン投与量の指標として用いるACT測定装置ヘモクロン401と,Hemotec ACT II の2機種を使用する機会を得たので,比較検討を行った。ヘモクロンに比べACT II は,検体血液量が少なく,新生児などの使用に有用であり,ヘパリナーゼテストによる過剰なプロタミン投与を防止できる利点がある。しかし,カートリヅジの保存や使用前に加温しなければならない欠点がある。ACT測定においては,2機種とも通常の体外循環への使用に,問題はないと思われた。しかし,多量のアプロチニン投与においては,共に指標として用いるのに困難があると考えられた。

Journal

References(2)*help

See more

Keywords

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top