アルカリ工業における微量の銅の光度定量

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  • アルカリ コウギョウ ニ オケル ビリョウ ノ ドウ ノ コウド テイリョウ

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説明

微量の銅の定量にはジチゾン法およびジエチルジチオカルバミン酸法(以下carbamate法と略す)が多く行われているが,工業分析法としては,安定性がよく,比較的妨害の少ないcarbamate法が適当であると考えられる1).アルカリ工業ではFe,Mn,Niのほか種々の重金属が微量存在することが考えられるので,隠蔽剤としてEDTAを添加することとした2).また試料を溶解,微酸性にしたとき,酸化しないと銅の抽出が不十分なことが見出されたので,アルカリの中和および酸化に硝酸を用いることとした.

収録刊行物

  • 分析化学

    分析化学 8 (11), 752-753, 1959

    公益社団法人 日本分析化学会

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