書誌事項
- タイトル別名
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- Radioactivity Analysis Using Commercially Available Chemical Reagents as Calibration Sources
- シハン シヤク オ コウセイセン ゲン ト スル ホウシャノウ ブンセキ
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説明
環境試料を,ゲルマニウム半導体検出器でγ線測定する場合に,放射能体積線源を校正用線源として用いる.環境試料の放射能分析は,非密封放射性物質を使用できない施設で測定を行うこともある.さらに,試料容器には一般的にねじ口式U-8容器等が使用されているが,規格化されたものはないため,測定試料に応じて様々な形状の容器を選択し,その容器に応じて校正用線源を独自に作成することが望ましい.そこで,粉末状で容器に容易に充填できる市販の試薬を自然放射線源として,γ線スペクトロメトリーにおける検出効率を決定することにした.市販されている塩化カリウム(KCl),フッ化ランタン(LaF3)及び酸化ルテチウム(Lu2O3)をγ線源として用い,検出効率曲線を作成し,環境試料中の放射性核種の定量を試みた.環境試料の標準試料と比較検定したところ,良好な分析結果が得られた.
収録刊行物
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- 分析化学
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分析化学 66 (4), 263-270, 2017
公益社団法人 日本分析化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679638291328
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- NII論文ID
- 130006846987
- 40021176442
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- NII書誌ID
- AN00222633
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- NDL書誌ID
- 028139168
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- ISSN
- 05251931
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可