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- 神田 壮平
- 秋田大学大学院医学研究科腎泌尿器科学講座
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- 齋藤 満
- 秋田大学大学院医学研究科腎泌尿器科学講座
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- 福田 歴視
- 藤原記念病院泌尿器科
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- 山本 竜平
- 秋田大学大学院医学研究科腎泌尿器科学講座
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- 小泉 淳
- 秋田大学大学院医学研究科腎泌尿器科学講座
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- 五十嵐 龍馬
- 秋田大学大学院医学研究科腎泌尿器科学講座
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- 千葉 修治
- 秋田大学大学院医学研究科腎泌尿器科学講座
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- 沼倉 一幸
- 秋田大学大学院医学研究科腎泌尿器科学講座
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- 秋濱 晋
- 秋田大学大学院医学研究科腎泌尿器科学講座
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- 井上 高光
- 秋田大学大学院医学研究科腎泌尿器科学講座
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- 成田 伸太郎
- 秋田大学大学院医学研究科腎泌尿器科学講座
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- 土谷 順彦
- 秋田大学大学院医学研究科腎泌尿器科学講座
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- 佐藤 滋
- 秋田大学医学部附属病院腎疾患先端医療センター
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- 羽渕 友則
- 秋田大学大学院医学研究科腎泌尿器科学講座
書誌事項
- タイトル別名
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- Hemodialysis initiation for a case of end-stage renal disease with hemorrhagic-acquired F13 deficiency
- 症例報告 後天性血友病ⅩⅢを伴う末期腎不全患者に対し透析療法を導入した経験
- ショウレイ ホウコク コウテンセイ ケツユウビョウ Ⅹ Ⅲ オ トモナウ マッキ ジンフゼン カンジャ ニ タイシ トウセキ リョウホウ オ ドウニュウ シタ ケイケン
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説明
症例は84歳女性. 慢性腎不全に対し血液透析導入目的に前医で左前腕内シャント造設術施行. 術後, 創部からのoozingが持続しシャント手術部に出血を伴う血腫形成を認め, 当院へ救急搬送された. 血小板数, PT, APTT値は基準値内であった. 左前腕内シャント吻合部瘤切除および内シャント閉鎖術を施行. 後日, 右前腕内シャントを造設し完全な止血が得られていたが, 術翌日に突然創部から出血し右前腕内シャント閉鎖術を余儀なくされた. 凝固第XIII因子 (F13) 異常を疑いF13活性を測定. 17% (基準値: 70-140%) と著明な低下を認め, 後天性血友病XIIIと診断した. F13濃縮製剤を予防投与し腹膜透析用カテーテルを留置. 腹膜透析を導入し得たが, 横隔膜交通症により断念. F13濃縮製剤を予防投与し血液透析用長期留置型バスキュラーカテーテルを右鎖骨下静脈に留置. 出血や創傷治癒遅延などの問題なく, 血液透析療法を安全に導入し得た.
収録刊行物
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- 日本透析医学会雑誌
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日本透析医学会雑誌 48 (1), 57-60, 2015
一般社団法人 日本透析医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679655404672
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- NII論文ID
- 130004880122
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- NII書誌ID
- AN10432053
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- ISSN
- 1883082X
- 13403451
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- NDL書誌ID
- 026076181
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可