書誌事項
- タイトル別名
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- Efficacy and safety of saxagliptin in type 2 diabetic patients undergoing hemodialysis
- 2ガタ トウニョウビョウ ガッペイ ケツエキ トウセキ カンジャ ニ タイスル サキサグリプチン ノ ユウコウセイ ト アンゼンセイ ノ ケントウ
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説明
糖尿病血液透析患者に対するサキサグリプチンの有効性および安全性を検討した. 2型糖尿病血液透析患者のうち, グリコアルブミン (GA) 20%以上の13例を対象とした. DPP-4阻害薬の新規投薬患者についてはサキサグリプチン2.5mgを開始し, すでにDPP-4阻害薬を内服していた患者については同2.5mgへ切り替えた. 随時血糖, HbA1c, GAなどに関して3か月間の観察を行った. 1例は心不全加療のため, 1例は嘔気のため離脱した. 随時血糖は開始時201±46mg/dLから1か月後には158±40mg/dL (p<0.05) と有意に低下した. HbA1cは開始時6.8±1.1%から3か月後6.6±0.9%, GAは開始時25.1±3.4%から3か月後22.9±2.6%と有意に低下した (p<0.05). 糖尿病合併血液透析患者における血糖低下の有効性を示唆することができた.
収録刊行物
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- 日本透析医学会雑誌
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日本透析医学会雑誌 47 (12), 731-736, 2014
一般社団法人 日本透析医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679657027200
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- NII論文ID
- 130004880111
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- NII書誌ID
- AN10432053
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- ISSN
- 1883082X
- 13403451
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- NDL書誌ID
- 025994126
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可