書誌事項
- タイトル別名
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- Malignant Peripheral Nerve Sheath Tumor of the Superior Mediastinal Vagus Nerve in a Neurofibromatosis Type 1 Patient
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抄録
背景.神経線維腫症1型患者における悪性末梢神経鞘腫瘍合併の生涯危険率は10%であり,躯幹に発生した場合の予後は非常に不良である.症例.34歳,男性.嗄声を主訴に他院を受診し,縦隔腫瘍疑いにて当院へ紹介された.胸部X線とCTにて右上縦隔に大きな腫瘍が認められた.上方部分胸骨切開と右前方開胸下に腫瘍摘出術が施行された.腫瘍は右迷走神経由来で,径14×8 cm,偽被膜を形成していた.気管や上大静脈に強固に癒着していたため,いわゆるwide margin resectionを行えなかったが,病理組織学的に切除断端は陰性であった.しかしながら術後6ヶ月,局所および胸膜に再発が確認された.遠隔転移は認められなかった.放射線療法と化学療法(カルボプラチン+エトポシド)が施行されたが効果なく,再発後4ヶ月で死亡した.結論.悪性末梢神経鞘腫瘍に対する切除術において十分なmarginが得られない場合には,補助的治療が必要であると考えられる.<br>
収録刊行物
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- 肺癌
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肺癌 50 (2), 157-161, 2010
特定非営利活動法人 日本肺癌学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679658219136
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- NII論文ID
- 130000252350
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- ISSN
- 13489992
- 03869628
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可