住み慣れた家で死ぬということ-あなたの家にかえろう,在宅ホスピスケアの現場から-

書誌事項

タイトル別名
  • Supportive and Palliative Care at Home -Improving Quality in End of Life Care Dying at Home-

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説明

ほとんどの人が住み慣れたところではなく,病院という本来医療を提供するはずの場で,人生最期の時を過ごして亡くなっていく.終の住処として入所したはずの施設からも最後には追い出され病院へ救急搬送されてしまう.受け取る病院サイドも緩和ケアの延長線上にある終末期医療への対応が負担となってしまう.病院,医療依存型の往生際ではなく,住み慣れた家であたりまえに過ごして有終の美を飾る,そんな地域での死を支える在宅ケア,地域の看取りの文化を再構築できればいい.あなたもわたしも/仕事が終われば家へかえる/それと同じように/人生という仕事が終わる時は/家にかえろう<br>

収録刊行物

  • 肺癌

    肺癌 49 (4), 353-357, 2009

    特定非営利活動法人 日本肺癌学会

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