書誌事項
- タイトル別名
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- A Foreign Body Granuloma on the Staple-line After Pulmonary Resection for Metastatic Renal Cell Carcinoma
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説明
背景.肺切除断端の異物肉芽腫の報告は少ない.症例.64歳.男性.1997年に左腎細胞癌で左腎摘出術を施行され,2010年に腎細胞癌肺転移に対し左肺部分切除術を施行した.肺転移切除8カ月後の胸部CTで肺切除断端に結節を認めた.断端再発を疑い,左肺部分切除術を施行した.病理検査では前回切除断端に一致して肉芽腫が形成され,悪性所見は認めなかった.結語.肺切除断端近傍の病変としては,悪性疾患の再発や新出,日和見感染としての抗酸菌および真菌の感染の報告は散見される.異物反応のみで肉芽腫が形成された症例は珍しいと考える.<br>
収録刊行物
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- 肺癌
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肺癌 52 (1), 23-26, 2012
特定非営利活動法人 日本肺癌学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679659347584
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- NII論文ID
- 130002060208
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- ISSN
- 13489992
- 03869628
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可