書誌事項
- タイトル別名
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- Retrospective Study of Alternate-day Administration of Gefitinib
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説明
目的.当科では,ゲフィチニブ有効例の中等度副作用の軽減目的と維持療法目的として隔日投与法を試みており,その効果についてレトロスペクティブに検討し報告する.対象.2002年7月から2004年5月までにゲフィチニブを50例に投与した.全例連日投与にて開始し,長期投薬となる過程で中等度副作用が出現し12例が隔日投与法へ移行した.今回その12例についての検討を行った.結果.全例副作用が軽減し長期投与が可能となった.全例の治療成功期間の平均は18.4ヶ月で,隔日投与期間は平均10.9ヶ月であった.特に女性例4例において600日以上にわたる効果維持・投薬継続が可能となった.結論.隔日投与法は副作用の軽減と維持療法として有用な可能性があり,今後他の内服療法とのプロスペクティブな比較検討が必要と考えられた.<br>
収録刊行物
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- 肺癌
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肺癌 47 (1), 9-12, 2007
特定非営利活動法人 日本肺癌学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679659527168
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- NII論文ID
- 110006242067
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- NII書誌ID
- AN00203978
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- ISSN
- 13489992
- 03869628
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可