リハビリテーション方法の進歩に伴う効果指標の再検討

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タイトル別名
  • リハビリテーション方法の進歩に伴う効果指標の再検討--脳卒中患者に対する上肢機能および日常生活活動の評価を例に
  • リハビリテーション ホウホウ ノ シンポ ニ トモナウ コウカ シヒョウ ノ サイケントウ ノウソッチュウ カンジャ ニ タイスル ジョウシ キノウ オヨビ ニチジョウ セイカツ カツドウ ノ ヒョウカ オ レイ ニ
  • ~脳卒中患者に対する上肢機能および日常生活活動の評価を例に~

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抄録

脳卒中患者において,日常生活活動(ADL)の獲得は,リハビリテーションの主な目標である.しかし,既存のADL の評価方法は動作の自立度を問うものであり,麻痺側上肢が廃用手であっても,非麻痺側上肢による代償動作により,高い得点となる.そのため,脳卒中患者に対する訓練内容は,主に非麻痺側片手による代償的動作訓練が重視され,麻痺側上肢に対する機能訓練は軽視されてきた.  一方,近年ではCI 療法など麻痺側上肢へのアプローチの必要性と効果が再認識されており,それに伴い麻痺側の上肢機能評価法の開発が進んできた.本論文では,近年開発された評価法を紹介し,リハビリの効果尺度の開発に重要な点について述べたい.

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参考文献 (24)*注記

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