全身振動を受ける着座人体の振動特性
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- ゼンシン シンドウ オ ウケル チャクザ ジンタイ ノ シンドウ トクセイ
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Abstract
自動車乗車時など,我々が日常的に暴露する全身振動が人体に及ぼす影響は様々あるが,物理的な影響として人体の振動特性への影響は重要である.本稿では,全身振動に暴露する人体の振動特性について,著者らが行ってきた研究を基に,振動特性を把握するための実験方法や得られた振動特性の特徴について紹介する.座位姿勢を対象とし,鉛直方向の振動入力時の振動特性を扱う.実験結果と国際規格ISO の標準値との比較を行い,また姿勢の指標値の適用と指標値を用いて姿勢と振動特性の関係を検討する.更に脊椎系の加速度伝達率を測定し,モード特性同定により得られた座位人体のモード形と,脊椎系の応答を表現可能なモデルを紹介する.
Journal
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- Journal of the Society of Biomechanisms
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Journal of the Society of Biomechanisms 41 (1), 9-14, 2017
Society of Biomechanisms
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679665836288
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- NII Article ID
- 130006329390
- 40021095889
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- NII Book ID
- AN00334047
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- NDL BIB ID
- 027975405
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- ISSN
- 02850885
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed