石膏の施用が狭畦栽培を行った根粒超着生ダイズ品種作系4号の根系生育.収量および子実の抗酸化活性に及ぼす影響

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タイトル別名
  • Effect of Gypsum Application and Narrow Row Planting on Growth, Yield and Antioxidant Activityin the Supernodulation Soybean Variety, Sakukei 4
  • セッコウ ノ シヨウ ガ キョウケイ サイバイ オ オコナッタ コンリュウ チョウチャクセイ ダイズ ヒンシュ サクケイ 4ゴウ ノ コンケイ セイイク シュウリョウ オヨビ シジツ ノ コウサンカ カッセイ ニ オヨボス エイキョウ

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抄録

根粒超着生品種作系4号は草丈が小型であるため狭畦栽培に適していると考えられる.石膏を施用して作系4号の狭畦栽培を行ない,根系生育,収量および子実の抗酸化活性に及ぼす影響について標準栽培と比較して検討した.狭畦栽培によりダイズの根系生育は抑制されるが,収穫期の直根重は石膏250kg施用区が石膏無施用区より増加する傾向を示した.狭畦栽培により収量の増加が認められたことから,多収を目的とする場合,作系4号を用いた狭畦栽培が有効であると考えられる.また石膏の施用により狭畦栽培下でも収穫期の直根重が慣行栽培区と同等になったことから,作系4号を用いて狭畦栽培を行う場合,石膏の施用が効果的であると考えられる.

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