鹿児島地区の黒毛和種牛における第四胃寄生線虫感染状況

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  • A survey of Abomasal Nematodes of Japanese Black Cattle in Kagoshima, Japan
  • カゴシマ チク ノ クロゲワシュ ウシ ニ オケル ダイ4イ キセイ センチュ

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抄録

1992年8月～1994年7月に鹿児島地区の黒毛和種牛143頭の第四胃寄生虫について調査したところ, 55頭 (38.5%) において線虫類が検出された. また40例の胃粘膜に寄生虫性結節がみられた. 寄生種はOsteratgiaostertagi (36.4%), Mecistocirrus digitatus (7.0%), Haemonchus contortus (2.8%), Trichostrongylus axei (3.5%), T. colubriformis (0.7%), Nematodirus helvetianus (1.4%), Cooperia属 (1.4%) であった. 寄生率は冬期に低く, 高齢牛に高い傾向を示した.

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