犬の腹腔内線維肉腫の1例

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タイトル別名
  • A Canine Case of Fibrosarcoma in Abdominal Cavity
  • イヌ ノ フククウナイ センイ ニクシュ ノ 1レイ

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説明

10歳の雄柴犬の腹腔内に発生した乳児頭大腫瘤を病理組織学的ならびに電子顕微鏡学的に検索した. 腫瘤は紡錘形の線維芽細胞様細胞と豊富な膠原線維の間質から構成されていた. 腫瘍細胞は杉稜模様に密に増殖し, 免疫組織化学的には第13因子およびビメンチン陽性であった. 紡錘形細胞には拡張した多数の粗面小胞体と細線維が認められた. これらの所見から, 本例は線維肉腫と診断された

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参考文献 (13)*注記

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