奄美大島のリュウキュウイノシシにみられた疹癬

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タイトル別名
  • Scabies in Ryukyu Wild Boars on Amami-Oshima Island
  • 奄美大島のリュウキュウイノシシにみられた疥癬
  • アマミ オオシマ ノ リュウキュウ イノシシ ニ ミラレタ カイセン

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説明

奄美大島のリュウキュウイノシシSus scrofa riukiuanus (イノシシ) で, 全身の脱毛あるいは苔癬化が著しい皮膚病が認められた. イノシシ2頭の病変部からは, 疹癬の原因となるセンコウヒゼンダニSarcoptes scabiei (ヒゼンダニ) が検出された. イノシシの皮膚病は1978年に瀬戸内町で初めて確認され, その後発生数が増加し, 発生地域も拡大した. 奄美大島で飼育されている豚に以前から疹癬が発生していたことから, イノシシに認められた疹癬は豚から感染したと考えられた.

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参考文献 (11)*注記

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