島根県の牛白血病淘汰計画に基づく抗体陽性牛摘発シミュレーション

書誌事項

タイトル別名
  • Simulation for a Bovine Leukosis Eradication Campaign based on the Prevalence Rate of Bovine Leukemia Virus Antibody in Shimane Prefecture
  • シマネケン ノ ウシ ハッケツビョウ トウタ ケイカク ニ モトズク コウタイ

この論文をさがす

抄録

1987年から島根県内のA酪農団体が始めた牛白血病ウイルス抗体陽性牛淘汰計画に協力した結果, 1990年にその抗体陽性率を0.27%にまで減少させることができた. この4年間の検査成績をもとにして抗体陽性牛淘汰のシミュレーションを試みたところ, 前年度抗体陰性群から一定の標本抽出率による検査が抗体陽性牛の摘発に利用できることが明らかになった. さらに, 1990年度の検査成績 (陽性率0.27%) をもとにして, 今後の抗体陽性牛摘発のためのシミュレーションを実施した結果, 抗体陽性牛は2.4±0.42頭 (平均値±95%信頼限界) 含まれることが明らかになった.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ